令和6年7月8日

警察庁長官 露木 康浩 殿

全日本実子誘拐被害者連合会

埼玉県警西入間警察署小西勉署長の犯罪及びDVの助長、並びに実子誘拐の影響による片親疎外状態の子の利益を奪う、違法な親子断絶行為に対する改善指導の要請

 拝啓 ますますのご清栄のこととお慶び申し上げます。当会は実子誘拐被害を受けた全国被害者100名以上で構成する会であり、実子誘拐を防ぐために様々な要請をしております。実子誘拐は、良好であった親子において、突然親を失う子どもの被害が甚大あり、子どもの自傷や自殺の背景にはこれら被害に起因することが多くあります。国会において法務省並びに警察庁は、親権を奪うために誘拐という犯罪行為(刑法224条未成年者略取誘拐罪に該当)によって子どもを自己の現実的支配下におき洗脳し、子どもを利用した暴力(子どもに対して誘拐被害者の親が悪いと思わせる行為は警察資料ではDVだと断定)によって親子を断絶させる実子誘拐は、犯罪・DVだと国民に何度も説明をしております。

そして、これら被害が防ぐために小泉法務大臣は親子の絆は繋がり続けることが子の利益だと定義し、子どもの健やかな成長を願う与野党の圧倒的な賛成(共産党を除く)で5月に共同親権法案が可決されました。親子の縁は結ばれつづけることが社会は要請であり、社会通念上は親子断絶が不当な行為であることが明確になりました。なお、共同親権に反対する者の中心は、子の養育費をピンハネする利権が奪われる共産党系の弁護士であり、共産主義の家族解体思想を前提とした親子断絶が正しいとする考えと、利権を守りたいとの目的で反対しています。

 加えて国内法の上位にある「子どもの権利に関する条約」第9条において、子がその父母の意思に反して父母から分離されない「親子不分離の原則」が明示され、親の意思に反して分離されることは違法行為であります。

 そういった社会背景の中で、当会のメンバーである実子誘拐被害者の〇〇〇さんは、誘拐前は良好な親子関係であった親権のある子ども達と4年間完全断絶されている状態です。発端は妻に不倫相手と婚約するなどの悪質な不貞行為についての証拠を提示したところ、妻が逆上して実子誘拐と親子断絶を行っているものです。さらに、彼が誘拐された時は家裁で子の保全審判中であり、裁判官から連れ去らないようにとの指示が出ていたのに誘拐されました。また、彼の誘拐された子ども達は4年間で、子どもを利用した暴力(子どもに対して誘拐被害者の親が悪いと思わせる行為)によって片親疎外状態になり、犯罪・DVによって親子関係も破壊されています。そして、彼が家裁で調停等を何度も行うも一切会えない状態です。さらに悪質な誘拐事件として刑事告訴を行い、現在埼玉県警で捜査中です。

その様な中で、今年4月に4年断絶されられている子の居場所が判明し、彼が西入間警察署に何度も通い「犯罪・DV被害によって親子が違法に断絶されて、子どもは片親疎外状態であること。子どもの権利条約で親子は不分離であること。そして、親から愛情と養育を受けることは子の利益に資すること」を伝え、法的かつ社会通念上、親が子に会いに行くことは「正当な理由」であると説明し、彼の子の誕生日である7月3日に誕生日ケーキを持って当会メンバーの立合いの上で子のもとへ訪問しました。

 ところが子どもへ誕生日ケーキを持参する「正当な理由」がある訪問を、西入間警察署長は迷惑防止条例違反の「つきまとい」行為だとして、被害を受けている父親と祖母に対して警告を発しました。そして次回は反復行為として逮捕する旨を示唆しています。

 この「正当な理由」がある訪問に対する警察署長の警告と逮捕示唆の行為は、実子誘拐という犯罪を行ったうえでの親子断絶DV行為を支援するものであり、犯罪・DV行為を警察署長自らが助長させるものです。さらに、子どもを利用した暴力(子どもに対して誘拐被害者の親が悪いと思わせる行為)によって片親疎外状態に子どもを陥れれば、警察が親子断絶に加担して犯罪・DV行為を支援することであり、結果的に子が親から愛情と養育を受ける利益を奪う行為となります。これらは共同親権の社会の要請や子どもの権利条約に背く等、明らかに違法な親子断絶行為です。

当会としましては、実子誘拐被害を拡大させることは、社会の要請に逆らう反社会的なものであり、子の利益より共産党勢力の利権を優先させて、社会の未来である子の利益を奪う行為であり強く抗議します。親子断絶を促す行為は、社会の未来を破壊する行為と同義であると断言し、国民は一切容認できるものではないと思料します。

つきましては、子ども達の健やかな成長を想う多くの国民の皆さまと共に、両親から愛情と養育を受ける子の穏やかな日々を守るために、西入間警察署長の不法行為に強く抗議いたします。そして、貴殿に対して速やかに親子の交流を妨害するのではなく、親子交流を促すように改善指導を要請致します。 以上

なお、この要請書はインターネットにて公表されますのでお見知りおきください。

<供 覧 先>
衆議院議長          額賀 福志郎 殿
衆議院内閣委員会委員長    星野 剛士 殿
参議院議長          長浜 博行   殿
参議院内閣委員会委員長  阿達 雅志 殿
国家公安委員会委員長     松村 祥史  殿
警察庁統括審議会官      谷  滋行  殿
警察庁参事官(犯罪被害等施策)関口 真美  殿
警察庁首席監察官       片倉 秀樹   殿
警察庁生活安全局長      桧垣 重臣  殿
警察庁刑事局長        渡邊 国佳  殿
警察庁関東管区警察局長    松坂 規夫 殿
埼玉県議会議長         斉藤 邦明  殿
埼玉県議会警察委員会委員長  柿沼 貴志 殿
埼玉県警察本部長       鈴木 基之   殿
埼玉県警察首席監察官     三浦 考一   殿
埼玉県警察生活安全部長 橋本 昭文   殿
埼玉県警察刑事部長   菅谷 大岳 殿
埼玉県警第2方面本部長    市川 光浩 殿

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