令和7年11月25日
全子人権ヒ第024号
警察庁統括審議官 土屋暁胤 殿
<供 覧>
衆議院内閣委員会委員長 山下貴司 殿
参議院内閣委員会委員長 北村経夫 殿
神奈川県議会防災警察常任委員会委員長 綱嶋洋一 殿
警察庁審議官(犯罪被害者等施策担当) 江口有隣 殿
警察庁首席監察官 片倉秀樹 殿
警察庁生活安全局長 山田好孝 殿
警察庁刑事局長 重松弘教 殿
神奈川県警察本部長 今村 剛 殿
全日本実子誘拐被害者連合会
子どもの人権ヒーローズ事務局長 石田高貴
両親や祖父母から愛情と養育を受ける子どもの利益より、共産党系弁護士の利益を守る 神奈川県警人身安全対策課長 柳博泰 の共同親権法改正等の社会要請に逆らう差別対応への改善要請
拝啓 ますますのご清栄のこととお慶び申し上げます。当会は、ある日突然子どもが連れ去られ、会えなくなる犯罪被害によって、親子の穏やかな日常が破壊され、両親から愛情と養育を受ける子どもの利益を奪う実子誘拐犯罪を、日本社会から一掃することを願ってアクションを進めている全国の実子誘拐被害者の会です。
子どもが両親や祖父母から愛情と養育を受け続けることは、子どもにとって極めて有益な最善の利益であり、かつ子どもの人権でもあります。子どもの利益と人権を守ることは、子どもの健全な発達にとって好ましく、⾧期的に子どもの「最善の利益」に資することとなります。子どもが両親から愛情と養育を受ける最善の利益を守ることは、この社会に暮らす大人として当然の責務です。
また、国会において法務省並びに警察庁は、親権を奪うために誘拐という犯罪行為(刑法224条未成年者略取誘拐罪に該当)によって子どもを自己の現実的支配下に置き洗脳し、子どもを利用した暴力(子どもに対して誘拐被害者の親が悪いと思わせる行為は警察資料ではDVだと断定)によって親子を断絶させる実子誘拐は、犯罪・DV行為だと国民に何度も説明をしております。そして、これら被害を防ぐために法務省は親や親族と子の絆は繋がり続けることが子の利益だと定義し、子どもの健やかな成長を願う与野党の圧倒的な賛成(共産党を除く)で共同親権法案が可決されました。なお、共産党が反対している理由は、スポンサーである共産党系弁護士の利権を守るためであります。この法改正によって、親や親族が子の縁は結ばれつづけることが社会の要請であり、法的に親子断絶が不当な行為であることが明確になりました。
しかしながら、神奈川県警察本部人身安全対策課長 柳博泰 及び課員は、実子誘拐の被害者である○○○○○さんのお孫さんが、息子さんの妻によって誘拐され、所在不明となった件について、差別対応を行いました。○○○○○さんは、県警泉警察署に行方不明者届を提出しましたが、一切回答がありません。後日確認したところ、本部の人身安全対策課が関与していることが判明しました。これは平成21年国家公安員会規則第13号行方不明者発見活動に関する規則第26条に本部が違反しているものであり、証拠もなく、第2項に限定列挙している、ただし書きに該当すると判断していると思料します。なお、本実子誘拐事件は刑法224条未成年者誘拐事件として刑事告訴が受理されて捜査されましたが、DV等の誘拐を正当化する事実はありませんでした。県警本部は捜査結果を知りながら、犯罪被害を拡大させ、子どもの「最善の利益」を奪う重大な暴挙であると思料します。○○○○○さんは愛情を注いでいたお孫さんが生死さえ分からない状況で、途方に暮れ、心配でたまらない日々を過ごしています。
これは子どもの利益や祖父母と孫との人権を顧みず、結果として共産党系の弁護士利権を守る一方で、子どもが受ける愛情を根拠なく握りつぶす差別的行為であります。そして、社会が求める共同親権制度の趣旨にも真っ向から反するものであり、反社会的な行為であることは明白です。よって、我々は子どもの「最善の利益」を守るため、人身安全対策課長 柳博泰の規則違反に対して、我々は強く抗議します。つきましては、貴殿におかれましては、当該差別的行為を速やかに是正し、令和2年8月2日以降に姿を消したお孫さんの居所を速やかに○○○○○さんに伝えるように、関係者に対して明確な改善指示を強く要請いたします。
以上
